フレンチブルドッグの「パイド」について

白い毛に黒のブチが入った人気の高い毛色のパイド。
そのブチの入り方によって印象がガラリと変わり、個体によっては牛のように体全体にブチがある子犬や目の片方だけにブチが入るなど様々です。
基本的には、目や肉球・被毛部分の色素が出ている部分は成犬になるにつれて増えていき、子犬のころにはなかったホクロの様なブチが出ることもあります。
やはり白い毛で色素が薄くなりがちなカラーですので、お肌のケアはしっかりとしてあげないといけないですね。
鼻の色素は、生まれた時より全体的にじんわり黒くなっていく子犬や、部分的に色素が大きく広がっていく子犬もいます。
全体的に黒くなる子犬は、大きくなっても真っ黒の場合が多く向けられます。
部分的に広がっていく子は、最終的には鼻のほとんどが黒くなるのですが、少し欠けてしまう子もいます。

ハニーパイド

ハニーパイドは、実際に血統書には存在しなく、俗称になります。
パイドのブチの部分が黒にかわりクリームの毛が入り、とってもかわいい毛色です。
中々お目にかかることも少なく、その個体も少ないです。
血統書に記載される毛色はパイドの記載が多いものの、クリーム&ホワイトやホワイト&クリームもあります。

フォーンパイド

フォーンパイドは、ハニーパイドと同じく血統書には存在しない俗称です。
この場合ブチの部分が黒にかわりフォーンの毛色が入ります。
フォーンパイドの場合、口の周りや目の周りなどに黒い毛が生えることがあり、ハニーパイドよりバリエーションは豊かになります。

パイドは様々な種類があり、そのブチの入り方によっても表情や印象等個性豊かな毛色になります。
この毛色の場合、気に入った子や、それに似たような子を探されるのは難しく、気に入った子がいる場合はすぐにおさえていただく方がいいかと思います!!